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第二種電気工事士学科試験の発熱量の問題を解くための公式

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第二種電気工事士学科試験の「発熱量」の計算問題を解くために使う重要な公式とその使い方についてまとめています。

 

第二種電気工事士学科試験の計算問題を解くためには電気の公式をおぼえておく必要がありますが、公式が苦手という方はそこそこいたりします。

 

そこで、このページでは第二種電気工事士学科試験の発熱量の計算問題を解くための重要な公式とその使い方についてまとめてみましたので、試験勉強に活用してみてください。

 

掲載している公式はどれも重要で計算問題を解くときによく使う公式ですので、掲載されている公式は一通りおぼえておくようにしましょう。

 

第二種電気工事士学科試験の問題を解くときに使う公式はどれも電気の基本的な公式ですので、公式が苦手な方でも、ちょっとした空き時間などを利用して何度も繰り返し見ていれば、おぼえられるんじゃないかと思います。

 

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発熱量の公式

 

抵抗に電流が流れると発熱する

 

公式
$H=P\, t$ [$\mathrm{J}$] …①

 

公式
$H=V\, I\, t$ [$\mathrm{J}$] …②

 

公式
$H=I^2\, R\, t$ [$\mathrm{J}$] …③

 

この発熱量の公式は、電熱器や抵抗から発生する熱量(発熱量)を求めるときに使う公式です。

 

①式の公式とその使い方

「消費電力」と「電流が流れた時間」から発熱量を求める場合は、①式の公式を使います。①式の $P$ に消費電力の値、$t$ に電流が流れた時間(秒)を代入すると、発熱量 $H$ を求めることができます。

 

発熱量の公式の使い方(消費電力と時間から求める公式)

 

②式の公式とその使い方

「電圧」と「電流」と「電流が流れた時間」から発熱量を求める場合は、②式の公式を使います。②式の $V$ に電圧の値、$I$ に電流の値、$t$ に電流が流れた時間(秒)を代入すると、発熱量 $H$ を求めることができます。

 

発熱量の公式の使い方(電圧と電流と時間から求める公式)

 

③式の公式とその使い方

「電流」と「抵抗」と「電流が流れた時間」から発熱量を求める場合は、③式の公式を使います。③式の $I$ に電流の値、$R$ に抵抗の値、$t$ に電流が流れた時間(秒)を代入すると、発熱量 $H$ を求めることができます。

 

発熱量の公式の使い方(電流と抵抗と時間から求める公式)

 

なお、①式、②式、③式の時間 $t$ の単位は「秒( $\mathrm{s}$ )」です。

 

なので、時間の単位が「時間( $\mathrm{h}$ )」や「分( $\mathrm{min}$ )」で与えられた場合には、「秒( $\mathrm{s}$ )」に直して公式に代入します。

 

例えば、「電流が流れた時間が $1$ 時間」と与えられた場合には、$1$ 時間は $3600$ 秒( $=60$ 分 $\times 60$ 秒)なので、$1\times 3600$ 秒 $=3600$ 秒 を $t$ に代入します。

 

1時間の場合には公式の時間tに3600を代入する

 

「電流が流れた時間が $1$ 時間 $30$ 分」と与えられた場合には、$1$ 分は $60$ 秒なので、$1$ 時間 $30$ 分 $=90$ 分 $=90\times 60$ 秒 $=5400$ 秒 を $t$ に代入します。( $1$ 時間 $30$ 分は $1.5$ 時間なので、$1.5\times 3600$ 秒 $=5400$ 秒 と計算してもいいです。)

 

1時間30分の場合には公式の時間tに5400を代入する

 

発熱量の問題を解くための公式の一覧表

以上の第二種電気工事士学科試験の発熱量の問題を解くための公式を一覧表にまとめると、次の表のようになります。

発熱量の公式
項目 公式
発熱量 $H=P\, t$
$H=V\, I\, t$
$H=I^2\, R\, t$

 

計算問題で一問でも多く正解するためにも、頑張って公式をおぼえましょう!

 

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発熱量についてもうちょっと詳しく勉強したい方は、こちらの電力・電力量・発熱量のページも参考にしてみましょう。

 

(第二種電気工事士学科試験の計算問題を解くための公式を一覧表にまとめた重要公式集はこちら。)



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